遺伝だからダメだと決めつけずに髪のためにできることをしましょう
薄毛は遺伝とはよく聞きますが、遺伝だと思っていた抜け毛や薄毛だって、ある程度良い状態に回復させる事はできるんです。ここからいろいろとその対処法を書きますが、もっと細かい話は女性が薄毛になる10の原因をご覧になって頂けるとよいかと思います。
まずは、シャンプーを見直しましょう。一部のシャンプーは、危険な原材料がいっぱい入っています。中には車の洗浄液に使うような成分だって入っているのです。本当に安全なものはお値段がしますが、安全なものを使われる事をお勧めいたします。究極を言うと、シャンプーをしないで、頭皮を優しくマッサージしながら、お湯でしっかり洗い流すだけで、本来は十分みたいです。
次に、お気をつけいただきたいのは食生活です。現代は大変便利な世の中で、コンビニでは24時間買い物ができ、年中旬ではないキレイな形の野菜やフルーツが出回っています。添加物や保存量、消毒などは山のように体内に取り込んでいますし、農薬などで育てた野菜は昔のようには栄養価がないと言われています。ミネラルやビタミンが失われ、糖質やたんぱく質など過剰になり、これだけ沢山のご馳走をいただいているにも関わらず、新種の栄養失調の時代だと言われています。髪や肌は、栄養がさいごに行き渡る部分です。これでは、必要な栄養が十分に行き渡らずトラブルになるのも納得です。沢山摂るよりも、まずは身体から悪いものを排出、デトックスし、サプリメントなどを利用して賢く対処したいものです。
更には、睡眠。22時から2時が、成長ホルモンを分泌するゴールデンタイムである事は多くの方がご存知と思います。22時にとは言いませんが、ゆっくり湯舟に浸かり、リラックスした後はパソコンや携帯電話の操作を極力控えて、就寝までの時間、身体と脳を休めて下さい。質の良い睡眠は髪にとっても、非常に大切です。
また、適度な運動も欠かせませんね。アーユルヴェーダでは、運動をしない事は緩やかな自殺行為であると言われているそうです。激しい運動は、返って身体に負担となるので、ウォーキングや太極拳、ヨガなど無理なく取り込める緩やかな運動がお勧めです。
さいごに、ライナスポーリング博士の研究によると、全ての病気は、ミネラル不足によって引き起こされていると発表しています。ミネラルには大きく分けて2つあります。鉱物性と植物性。一般に出回っているミネラルというのは大体が鉱物性で人工的に作られたものもこれに入ります。しかしこちらは吸収率10パーセントで、中には有害な物質もあります。一方、植物性は吸収率90パーセント以上で、70種類以上のミネラルを含みます。ヒ素など含みますが、植物性の天然ヒ素はひじきや海藻に含まれるものと同じで無毒ですので安心です。特に、植物性ミネラルは、髪の毛に良いという研究が沢山なされており、研究論文など随分出ています。また、一般の方向けに本や雑誌にも沢山取り上げられていますので、検索してみてください。
植物性ミネラルは、日本ではとれません。ユタ州の豊かな地層が育んだ、貴重な栄養源です。日本でも何社か取り扱いがありますが、製法も、商品も様々あります。ジュースのようなものに植物性ミネラルが混ざっている商品は、飲みやすくてお勧めです。100パーセント原液だと、シャンプーやリンスに入れると、悪い成分を除去してくれますし、自分で食べ物や飲み物に混ぜてお召し上がりいただけるので、使い勝手はバツグンに良いでしょう。また、第三者機関が推薦しているものは、商品について相談することができ、安心して使用することができます。情報やものが溢れる現代では、選択する事も難しいと感じる事も多くありますが、正しい目をもって判断していきたいものです。そしてどれか1つに偏ってもダメで、やはり食生活、睡眠、運動など、バランスのとれた生活を心がける事が大切なのです。